人類史上最も神に近い自動車「ロールスロイス」のクラシックカー、彼らに再び命を吹き込んでみようじゃないか。

By 管理人

ロールスロイスは時速100キロで走行中も排気音はおろか、エンジン音すら聞こえてこない。そのため車内で最もうるさいのは時計の秒針が動く音と言われている。- Livedoor

「そろそろエンジンをかけてくれ」

後部座席でそう言うと、
「エンジンは既にかかっております」

運転手にはこう言われる。

高級の次元を超越した

成金たちや、アンフェアな金でロールスロイスを乗り回す人間が居るが、あれはすべてにおいて、すべてに対して失礼と言える。

人々は資本主義の中で富を得、物を手に入れ高級を追い求める。しかし、ロールスロイスのオーナーたちは違う。追い求める必要はない、富はもともとあるからだ。日常生活の足がロールスロイスであり、自分がロールスロイスに乗っていることを凄いとも、高級だ、とも思わない。そのような一般庶民たちの上下関係とは違う、ひとつ上の次元にいるのだ。

ロールスロイスの型落ちモデル

世界的には他車との性能比較といった世俗的な表現を超越した権威の象徴の位置にあり、人生の成功と最高のゆとりを享受する階層の自動車、(中略)優雅さとやすらぎを備え、自動車の世界で最高の調度品

Rolls Royce Silver Spilit (Wikipedia)

ロールスロイスの歴史は長い。1904年、同社が設立されて以降、100年以上にわたってイギリスおよびヨーロッパ、そして世界中の上流階級と貴族に伝統的に用いられてきた、忠実な執事である。

かつて、それらに仕えていた「最高の調度品」たちは、当然古くなってしまえば新しいモデルと交換されてしまう。そして、古くなった執事たちは第二の人生を歩み、いや、走り始めるのだ。

そんな、かつて最強と拝まれていたロールスロイスたちの、第二の主人となって、再び彼らに日の目を見せてやる、かつての最高の調度品に再び命を吹き込むのはどうだろうか、計り知れない楽しさとロマンがそこにはある。

Rolls Royce Silver Spur

1980年代のロールス・ロイスを代表する車種である「Silver Spilit」に、乗り心地と広さという価値観を与えた、当時真にラグジュアリーを極めたモデル。

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当然、ロングホイールベース版の名に恥じることもなく、驚くべき後部座席の広さを誇っている。無論車体は大きく、日本の道路には合わないと言うだろうが、そのような小さなことを気にしている人間は、この黒く輝く女神に乗る資格はない。

車の情報ページを見てみると、やはり塗装には艶がなく、相応の年齢を感じさせる外観となっている。この年老いた車に最高の塗装とメンテナンスを施して、現役に戻してやるなんて、ロマンがありすぎてたまらないじゃないか。

Rolls-Royce Silver Wraith II

以降のアメリカ自動車にデザイン面で大きなインスピレーションを与えたと言われる、「Silver Shadow」。ロールスロイス初のモノコック方式を採用するなど他社に追随している点もあるが、内部のメカや駆動系はぬかりのない設計になっている。

そんな、SilverShadowの後期モデル「Silver Shadow II」のロングホイールベース版が「Silver Wraith II」だ。

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New 1979 Rolls-Royce Silver Wraith II – $22.995 | Autotrader Classics

年式の割に内外装は綺麗かもしれない。だが、きっとエンジンルームや車体裏面はやはりかなり汚れているだろう。

消耗品を交換し、錆を落とし、新たに塗装し、またメッキを磨き塗装を施しガラスコーティングをし、あらゆる手をつくしてこのシルバーレイスがピカピカに輝き、彩度の低い日本の道路にひと味違った風を吹かせる、想像するだけでヨダレが出そうだ。

ほかにもある。

ロールスロイスにかぎらず、メルセデス・ベンツやマイバッハ、ダイムラーなどの超高級車が転がっているかもしれない。日本のトヨタ「センチュリー」などにも言えることだが、貴族たちは高級車は新車で購入するので、実は中古車のニーズというのは意外と少なかったりする。アメリカの中古車販売情報サイト「Autotrader」で今すぐ探してみよう。

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高級車には最高の敬意を払え

高級車は、回りの人間や車を威圧するためのものではない。自信の社会的ステータスや富を魅せつけるためのものではない。

いいだろうか、これを肝に銘じて欲しい、そのような見せびらかし合いや威圧のやり合いなんていう低俗な庶民の争いに身を投じるな。争いは同じレベルの物同士でしか発生しない。

本当に、本当に上流で教養のある人間というのは、自分が上流である、なんてことに誇りを持っては居ない。一般人たちよりも、一次元上なのだ。

むしろ高級車なんて乗らなくてもいいが、心だけは貧しくあってはならない。優雅に、余裕を持って生きていけ。

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